尾瀬ヶ原2006 難易度:☆☆☆

鳩待峠(60分)山の鼻(55分)牛首分岐(50分)竜宮小屋(55分)牛首分岐(40分)山の鼻(60分)鳩待峠

 

今年は雪がとても多かった。登山道も雪が残っているところが多かった。

山の鼻近くにくると、木道沿いに見事な水芭蕉の群生がある。

山の鼻から尾瀬ヶ原に出てすぐのところはまだこんなに雪があった。

下ノ大堀川のポスターに使われるビューポイント。水芭蕉がおもったより見ごろだった。

水芭蕉と至仏山を撮った。

竜宮の近くは水芭蕉の代わりにリュウキンカがきれいに咲いていた。

地塘とひうちヶ岳

帰りに山の鼻の植物見本園に入ったが、ご覧のとおり木道が水没していた。

 

久しぶりの尾瀬ヶ原。前回は見本園の水芭蕉を中心に見たが、今回は天気もいいので下ノ大堀川のビューポイントへ行こうと思い、早めに歩き始めた。

 

今年は雪が多かったようで鳩待峠には雪が大量に残っていた。こんなに雪が残っているのも初めて見た。早速山の鼻に向かって下り始めた。木々の間から見える至仏山も多くの残雪が残っていた。登山道にも残雪が残っていてすべるところも多く、ちびはちょっと怖がっていた。きつい下りも最初だけでほとんどが緩やかな木道の下りである。まだ雪が多いため水芭蕉もなかなか見られなかったが、山の鼻手前のところにすばらしい群生地があった。

 

山の鼻は前回来たときはムラサキヤシオツツジやニリンソウ、チシマザクラがみられたが今回は水芭蕉だけだった。雪が山のようにあって前回同じ時期にきたときとはまったく違っていた。トイレ休憩をして落ち着いたあと尾瀬ヶ原に向かった。

 

尾瀬ヶ原に出て最初は雪が多かった。先に進むと雪はまったく見られなくなった。水芭蕉は木道近くと川に沿ったところに咲いていた。地塘やそこにいるイモリやオタマジャクシを見たり、ひうちヶ岳、後ろを振り向いて至仏山を眺めながら快調に進んでいく。人は平日なだけあって少ない。ちびも最初は快調に歩いていたが、牛首の手前当たりで同じような景色が続くことに飽きてしまった。大人ならすばらしい景色がずっと見られて楽しいんだが、子供には単調に写ってしまうのだろう。

 

それでも、なんとかなだめながら進んでいく。牛首分岐をこえ下ノ大堀川が近づくと水芭蕉が多くなってきた。水芭蕉が多い下ノ大堀川にかかる橋を渡ってちょっと行くと道が分かれて進むと、有名な下ノ大堀川と水芭蕉と至仏山のビューポイントに着く。ちびはちょっと見て先に進んでいったが、自分は20分ほど写真を撮ったり眺めたりしてすごした。ポスターに使われるだけあってすばらしい景色だ。

 

ここから竜宮までは10分ほど、途中、川にいる魚を見たり水芭蕉を見ながら進む。竜宮が目の前に見えるころ、今度はリュウキンカが増えてくる。水芭蕉はほぼ終わっていた。竜宮で昼食休憩を取った。昼食後は来た道を戻った。帰りも快調に進んでいったが、快晴で暑くちょっとバテ気味になった。

 

山の鼻に戻ってカキ氷を食べて、2人が休憩している間、見本園の偵察に行った。入り口には水芭蕉が咲いていたが、奥に行くと木道が水没しているところがあったり、雪も多く、水芭蕉はほとんど見られなかった。あと一週間くらいあとが見ごろだろうか。

 

山の鼻から来た道で鳩待峠へ、登りが得意なちびはほとんど休まず登っていった。途中、ちびが足を滑らせて崖を滑り落ちるというアクシデントもあったが、怪我もなく無事鳩待峠に戻った。90分のコースタイムに対して60分ちょっとで戻ってきた。だいぶ成長したものだ。ワゴンタクシーに乗って戸倉に戻った。念願だった、青空の下ノ大堀川のビューポイントが見られて満足だった、